☆小学校高学年☆
『ぼくの歯みがき』 鹿沼市立菊沢東小学校 6年 熊倉 悠太
ぼくは、ママに歯のことで言われていることがある。
それは、むし歯になったら、歯医者に連れて行かないからねということだ。
ぼくのパパもママも歯並びが悪いので、ぼくも少し歯並びが悪い。
なので、小さな歯が見えてきたころから、うすいガーゼで歯をふいてもらっていた。
保育園生の時からフッ素をぬってもらったり、むし歯がないかを見てもらったり、自分の歯みがきが、上手にできているかを見てもらったりと、定期的に歯医者に行っている。
夜は、パパやママにしあげみがきをしてもらっていた。フロスや細い歯ブラシを使ってみがいてくれた。
これらは、ぼくがむし歯にならないように、予防のためと、上手に自分の歯をみがけるようにするためだとママは言っていた。
パパとママに、
「小学生のうちはしあげみがきをするよ。それまでに一人できれいに歯みがきできるようになってね。」
と言われていた。
でも、ぼくは今、六年生になり、しあげみがきをしてもらっていない。
ちょと前のふっ素の時、歯医者さんに
「全部、大人の歯になったね。」
と言われた。
ちょっとおどろいた。でも、うれしかった。この歯を大切にしなくちゃと思った。
数えてみると二十四本あった。全部大人の歯。むし歯になっていない歯。
今まで、しあげみがきをしてもらってきたけど、自分でやってみようと思った。
一人でみがくようになったので、気をつけていることがある。
歯医者さんに、ぼくの歯みがきの仕方でみがき残しがあると言われたところをよくみがく。歯と歯の間もしっかりみがく。学校で歯のみがき方を教えてもらったので、一か所二十回みがくようにしている。
フロスも今までは歯みがきの最後にしていたけど、歯ブラシでみがく前にフロスをしている。
歯並びが悪いので、歯ブラシをたてにしたり横にしたりしてみがき残しがないようにしている。
フッ素がたくさん入っている歯みがき粉や予防のためのマウスウォッシュも使っている。
ぼくは、むし歯にならないで、ずっと健康な歯でいられるように、しっかり歯をみがき、歯医者に行った時、また、アドバイスしてもらいたい。
むし歯になって歯医者さんに連れて行ってもらえなくなったら困る。
予防のための歯医者。きれいな歯でいられるように、毎日歯みがきを、がんばろう。