☆小学校高学年☆
『ばあちゃんとの八〇二〇運動』 鹿沼市立菊沢東小学校 5年 岡 結愛
「自分の歯でご飯を食べられることは、幸せなことなんだよ。」
ばあちゃんは、いつもわたしにそう言います。
ばあちゃんの歯は、五本ぬけてしまい、入れ歯なので、夜ねる前には、必ず、自分の歯と入れ歯のケアをしています。
わたしが、子どもの歯がぬけた時に、
「おめでとう。よかったね。」
と、ばあちゃんが言ってくれました。
「子どもの歯がぬけた後は、大人の歯が生えてくるので、大人になったしょうこでとてもおめでたいけれど、大人の歯がむし歯になってぬけてしまうと、ばあちゃんのように、入れ歯になってしまうよ。」
とばあちゃんがわたしに教えてくれました。
入れ歯になると、最初、なれずにいたかったり、話をするのもうまく発音できなかったそうです。
八十さいまで二十本の歯を残すために、ばあちゃんは、今、歯にとても気をつかってがんばっています。そんなばあちゃんを見て、わたしも、自分の歯で一生おいしくご飯を食べられるように、がんばろうと思いました。
毎日の歯みがきをていねいにしています。今は歯の生え変わりで、歯が重なっているところがあるので、夜は、必ずデンタルフロスを使ってみがいています。
三か月に一回、歯科医院へ通い、歯のそうじとフッそとふをしてもらい、歯こうのそめ出しをして、歯みがきのみがき残しを調べてみがき方を教えてもらっています。
「みがき方が上手になってきたね。」
えい生しの先生から、そう言われることが多くなってきてうれしいです。
わたしは、食べることが大好きです。一年生の時から給食を一度も残したことがなく、毎日おかわりをして食べています。
いつまでも、自分の歯でおいしく食べたいので、これからも、歯の健康に気をつけて、八十さいまで二十本の歯を残したいです。
大好きなばあちゃんといっしょに八〇二〇運動をがんばって、ばあちゃんといっしょに健康で長生きをしたいです。