☆小学校高学年☆

 

● 優秀賞

 

『歯を大切にしよう』 鹿沼市立菊沢東小学校 4年 熊倉 悠太

 

 ぼくには、今、二十四本の歯がある。そのうち八本は大人の歯だ。
 ぼくのパパもママも歯ならびが悪いので、ぼくも少しだけ歯ならびが悪い。
 ママは、ぼくがむし歯にならないように、ぼくの歯が生えてくるころから気をつけていたと話してくれた。
 小さな歯が見えてくると、うすいガーゼで歯をふいて、歯みがきになれさせていてくれたと教えてくれた。ぼくは全くいやがらなかったらしい。
 保育園生の時からフッ素をぬってもらい、むし歯がないかをみてもらいに歯医者に行っている。自分の歯みがきが上手にできているかもみてもらう。
 小さい時も、歯医者に行くことをいやがらず、ママも安心し、歯医者さんもほめてくれたことを覚えている。
 歯医者さんが、ぼくの歯みがきの仕方は、前歯の内側とおく歯に、みがき残しがあることや、歯と歯の間もていねいにみがくこと、歯ならびを少しでもよくするために「あいうベー」がいいいことなどを教えてくれた。
 だから、教えてもらったところをていねいにみがき、「あいうベー」もおもいっきりしている。
 夜は、パパやママにしあげみがきをしてもらっている。フロスや細い歯ブラシも使ってみがいてくれる。
 むし歯のない二十四本の歯は、もちろんぼくの歯だ。
 でも、パパやママ、歯医者さんが守ってくれている歯だ。
 しあげみがきをしてもらわなくなった時、むし歯がない歯を守れるよう、しっかりみがけるようになりたい。
 歯医者さんとも仲良くしていきたい。
 ぼくの歯はぼくがしっかり守る。

 

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