☆中学校☆
『むし歯はこわい病気』 鹿沼市立板荷中学校 ２年 堀内 一広
学校で、歯科検診をすると、「治療してきましょう」と言われます。治療してきたのに、またむし歯ができてしまったのです。
僕は、どうしてむし歯ができてしまうのか気になったので調べてみました。
生まれた時は、口の中に菌はいないそうです。しかし、大人の口から菌が移動してむし歯になってしまうそうです。
むし歯は、細菌の塊であるプラーク（歯垢）の中のミュータンス菌が食べ物や飲み物に含まれる糖分を取り込むと、酸をつくり出して、歯を溶かしてしまうのです。ミュータンス菌を口の中から完全に取り除く事は、とても難しいことですが、数を減らすためにも、毎日の歯みがきはとても大切なんだと思いました。
食事をしたら歯みがきをする。そのことがむし歯をつくらない第一歩だと改めて感じました。
歯みがきに加え、歯科医院で定期的に歯のクリーニングを受けることもとてもよいそうです。
それでは、むし歯を治療しなかったらどうなるのでしょうか。
歯をみがかないと、神経が死んでしまいます。神経が死んでしまうと、歯ぐきが炎症を起こし、歯肉からの出血や、化のうしたうみが出てきてしまい、さらにあごの骨ずいに感染し、骨がえ死してしまうそうです。また、つねにむし歯菌が血液中に流れ、全身をめぐっていき、心臓に入ると血管を硬くさせてしまいます。それが動脈硬化となり、重症化していくそうです。
僕は、このことを調べてみて、歯をしっかりみがかなければ神経が死んでしまい、最悪な場合命を落としてしまうというとても怖いことにつながると知りました。
むし歯は、とても怖い病気です。
治療は、痛いから嫌だと思わず、できてしまったら早く治療をして治し、むし歯をつくらないように食べたら歯みがきをする。特に就寝中は細菌が増えるそうなので、寝る前には、念には念を入れて、丁寧に歯を、みがいていこうと思います。
むし歯について調べてみて、「治療するの嫌だな」という感情は残りますが、できてしまったのは自分のせいなので、しっかり治療しようと思います。
これから先健康な歯で生活できるように、毎日絶対に三回歯をみがくこと、特にしっかり夜は、念には念を入れてみがくこと。あめなど糖分が多い物は、たくさん食べないこと。月に一度でもいいので歯科医院にいき歯をみがいてもらうこと。ガムをかむときには、キシリトールがふくまれているものをかむこと、などをしてむし歯がない健康な歯になろうと思います。