☆中学校☆

 

●優秀賞

『口の健康と自分の健康』 鹿沼市立西中学校 2年 土屋 朱李

 

私は一日三回、食後に歯磨きをします。理由を言うならば、健康で丈夫な歯をつくるためです。そんな漠然とした思いしかなく、特別意識して歯みがきはしていません。しかし、日常的に歯磨きを行うだけで健康で丈夫な歯が出来ているのか、ふと疑問に感じました。そこで健康で丈夫な歯について調べてみると、歯磨きだけでなく食生活にも気を付けなければいけない事が分かりました。
食生活で気を付けるべき事は主に二つありました。一つ目は、偏食をせずにいろいろな食品を組み合わせて、バランスの取れた食事にする事です。なぜなら、歯に必要な栄養素は、カルシウムだけでなくビタミンやたんぱく質などの栄養素も欠かせないからです。二つ目は、食物繊維の多い野菜や肉の切り身、干物などの噛みごたえのある食物を食べ、よく噛む事です。よく噛む事により、顎の骨を丈夫にし、唾液を沢山出す効果があります。その唾液は、口の中の衛生に役立ち、歯を硬くしたり丈夫にしたりする効果があると言われています。
このように食生活にも気を付ける事で健康で丈夫な歯に近づける事が分かりました。しかし、やはり、歯磨きも健康で丈夫な歯を作るのに必要不可欠なものです。また、調べていく中で歯磨きの効果は、他にもある事が分かりました。その効果というのは何かというと歯磨きには、口臭を防いだり、むし歯や歯周病などのさまざまな病気を防いだりする事が出来るそうです。また、口の健康は、体全体の健康につながる重要なものという事も分かりました。
このような事を知り、私は歯磨きの重要性を改めて痛感しました。今までのただ磨いているだけの歯磨きではダメだと思い、今後正しいと意識して行っていこうと思います。細かすぎると続けられないと思った私は、次の三つを意識しようと思いました。一つ目は、力を入れ過ぎない。二つ目は、歯に直角に当てるようにする。三つ目は、小刻みに動かして一本から二本を時間をかけて磨く。という三つです。これを意識してやるだけでも違ってくると思います。
今回、私は歯磨きや歯の健康について調べました。歯磨きから始まる口の健康はそこだけにとどまらず体や自分の気持ちまで健康にすると思いました。これから自分で明るい未来をつくっていくには、歯磨きはかかせないものだと思います。これからは、正しい磨き方や食生活に気を配り、健康で丈夫な歯で毎日明るく過ごせるようにしていきます。